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ナマモノについて



「へぇ〜、画期的だねぇ」と感心しつつ、
なんか素直に受け入れられないコトってありませんか?

僕の場合、

貼ってはがせるスティックのり、とか、

消せるボールペン、とか

そういう「文房具の革命」的なモノに対して
そういう気持ちになることがあります。

決してアンチってわけではなくて、
なんか抵抗があるっていう程度なんですけどね。

で最近、またその類の「革命」がニュースになっていました。

ピンぼけ、後から修正できるカメラ 米企業が開発
http://www.asahi.com/digital/av/TKY201106250106.html


「被写体を立体的にデジタル情報で記録して、ピントを
あとから調整するというもの」

いや、確かにスゴいと思うんですよ。でも、、みたいな。

「なんでも、後からどうにでもなるから大丈夫」みたいなところに
走っていく感じが、どうも素直に受け入れられないっつーか。

頭カタイんですよね、きっと。

んなこと言ったらデジカメそのものだってそうなわけだし。
PCデータのバックアップ機能なんかも、今や無いと不安な
もんだし。そんなリスク背負ってドキドキする時代でもないし。

オッサン扱いされるのを承知で言うと、僕が学生の頃なんか
設計課題の模型写真を近所のカメラ屋に現像に出してました
からね。それをカラーコピーして、原図に貼り付けるんですよ。
そりゃあもう提出前はドキドキの連続です。失敗は許されません。
(当時、設計の計画そのものがすでに「失敗」していたことは
知る由もありませんでしたが)

そういう意味で言うと、建物っつうのは、あとから
「もうちょっとコッチかな?」って配置しなおすこともできなければ
「思ったよりデカイなぁ、、、」って、一回り小さくすることもできません。

それは、建築が大きいからとか、重いからとか、堅いからとか
そういうことではなく、「ナマモノ」だからだと思うんですよね。

もうちょっと言うと、ライブ感っつーか、
そういうニュアンスを含んだ「ナマモノ」ということですかね。

(わかりづらいですね。自分でもわかりづらいってことはわかってます。)

結局のところは人間の手づくりなんですよね。
しかもチームプレーなんです。

なので、作っている時は、スポーツのプレイシーズンのごとく、
勝ったり負けたりの日々が続き、1試合1試合をなんとかやりぬいて
いくわけですが、建物が完成すると同時に、今度は「使い始める」
という、次のスタートに立たされるわけです。

さっきまで、プレイヤー気取りをしていた設計野郎は、今度は
ベンチで試合を見守る立場に追いやられ、いずれは観客席どころか
球場からも遠ざかることになります。その試合がいつまで
続くのかは誰にもわかりませんが、さっきまで設計野郎が奮闘
していた期間に比べると、はるかに長く続くことは明らかです。

その間、ずっとライブが続くんです。
その間、ずっとナマモノなんです。


そんなことを考えているところで、
「貼って剥がせる」とか「書いても消せる」とか
あげくの果てに「ボケても治る(←ちょっと意味違う)」とか
言われるとチョットねー。と言いたくなる気持ちわかってもらえますかね。

といいつつ、結局そういうの使うタイプなんですけどね。便利だからww。


ピンぼけ修正カメラ、「消費者が手軽に買える値段」になった
次の段階には、ぜひともその機能をフォトショップの加工機能に
組み込んでほしいですね。



はってはがせるスティックのり
http://www.mmm.co.jp/office/adhesive/gr.html


target="_blank">消せるボールペン
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball/

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コメント

ナマモノいいね。
それらは迷いと決断を先延ばしにしているのか、それとも、まずは行動しろといってるのか。どっちかなー。

  • shimoyama
  • 2011/07/02 11:18

難しいバランスですよね。
大切なのは、そのナマモノとしての「鮮度=強度」をどこまで維持できるか。
そのためには、どこでどうやってそれを植え付けるのか。

・・・あんま深く考えてもしょうがねーなっww

ってなるね。

  • タカハシ
  • 2011/07/02 15:16
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